僕の中の支援とは種まきである。

この1年間どうやって仲間を支援していったらいいか考え続けてきた。支援と言ったらおこがましいが、サポートと言えばいいだろうか。最初のうちは釣りだと思っていた。餌をまき、食いついたら、釣り上げる。そう思っていたがあまりいい表現ではないし、言い当ててもないのでお風呂で考えた。

「僕の中の支援とは種まきである」いいね!

どういうことか。

ギャンブルを辞められないという人に「自助グループがいいよ」とか「金銭管理が大事だよね」とか言ってもあまり響かない。残念ながら。本人にやる気がないとかまたはタイミングもあるから。

よく底つきという言い方もするが、僕はその言い方が好きではない。じゃあ底つきするまで何もできないのか。そうじゃないと思う。だけど何を言っても響かないこともある。

だから僕はもう種まきをすることにした。

「ここではこうやっている人がいるよ」

「この人はこうやってやめてきたんだね」

「自助グループってこんなとこなんだよ」と

1つ1つ種まきをし、さりげなく見せておく。

それで興味を示せばラッキーだし、そうでなくても種まきをしておけばいつか花を見てくれるかもしれない。

決して理詰めではうまくいかない。それは僕の1年間の答えである。

「本気でやめると言ってたよね」

そんなことは誰でも死ぬほど理解している、何より当人が一番理解している。

それよりは

「オンラインミーティングやってるよね」

「あの人も参加してるってよ」と種まきをする

決して、無理じいせず、近すぎず、遠すぎず、そしてあきらめず、種まきをする。

いつかその人と花を見るために

「ああ やっと咲きましたね」

そんな日を夢みて僕は今日も種まきをしていく。

今日も賭けない一日をありがとうございました!