スティグマの意味。

依存症の勉強をしているがよくわからない言葉が頻繁に出てくる。専門家の記事には「それがスティグマなんです。」みたいに書いてあって「はあ」としかいいようがない。

僕はわからないことが気持ち悪いので、自分にわかるようになるまで調べたり聞いたりする。「もやっとする」から。

で、今回の「スティグマ」ですが、何となく「ラベル貼り」みたいなことなのはわかる。でも「じゃあ、レッテルとどう違うの?」「依存症者に対するスティグマって何?」とどんどん疑問が沸いてきて、もうこれは「裏を取るしかないな」というわけである。

では、一緒に学んでみようではないか。

 似た意味の社会心理学用語として、ラベリング理論がある。社会学者H・S・ベッカーが構築した理論で、しばしば逸脱理論として適用される。ラベリング理論によると、ある人物の特性は、その人物の行為ゆえというよりも、周囲から貼られる特定のレッテルによって決められるとされている。ひとたびレッテルが貼られると(ラベリング)、その人物はそのラベルのもとにアイデンティティと行動パターンを形成するようになる、という理論である。例えば、軽微な非行をした人がいたとして、本人はしっかりと反省しているにもかかわらず、周囲が「あいつは悪人だ」というラベリングし、ぞんざいに扱われることによって、次第に悪人としてのアイデンティティが形成され、非行がエスカレートしていく、ということがある。
ここで言及される「ラベル=レッテル」は、良い意味でも悪い意味でも用いられるが、福祉分野において非行や犯罪行為の分析として用いられるのは基本的に悪い意味である。

 スティグマと似た概念ではあるが、ラベリング理論はレッテルを張るという行為や現象について言及しているのに対し、スティグマはその付与されるレッテル自体を指している。

スティグマとは何か。心理や福祉にも繋がる重要概念ですnote なおき@学びなおし~

そもそもスティグマの意味は

スティグマはもとを正すと、「烙印」という表現になると思います。

かつて、身体に烙印を押して、奴隷や犯罪者を特定するような時代がありました。転じて、物理的な烙印に限らず、特定の属性を持っている人に対してネガティブなレッテルを貼り付けることをスティグマと言います。

そして、「スティグマ」は、健康格差をもたらす3つの社会的要因を全て満たしています。それが、現在、公衆衛生の共通認識となっています。

つまり、スティグマは、単に、人を傷つけたり、自尊心を奪ったりということを超えて、重大な健康問題であり、健康の不平等を生じさせるものなのだということを抑えておきたいと思います。

正確な定義は、2001年にリンクとペランという人が、このように定義しています。

「権力の下で、ラベリング(レッテルを貼ること)、ステレオタイプ(固定観念)、分離、社会的ステイタスの喪失、差別、この5つが、一緒に起きている状態」

差別はスティグマに含まれ、スティグマの方はより広い概念ということになります。

スティグマとは何か?  健康さえ脅かすネガティブなレッテル BuzzFeed News より~

また

ネガティブなラベルのことを「スティグマ」という。

ともあります。

なるほど、ネガティブな「ラベル貼り」のことを指すようです。

じゃあ 「スティグマ」の何が問題なのか?

《現代日本の社会におけるスティグマ》


 現代の日本においては、ハンディキャップの例だけでなく、生活保護の受給や障害者手帳の発行などもスティグマになりうる。特に福祉分野で問題となるのはこういった事例である。具体例を挙げると、
「生活保護を受けるのは自分で稼ぐことが出来ないダメな人間のする事だ」
→「生活保護受給者にロクな奴はいない」
→「そういう人と付き合わないようにしよう」

といったパブリックスティグマや、

「生活保護を受けるのは自分で稼ぐことが出来ないダメな人間のする事だ」
→「自分が生活保護を受けたら周りからそう思われて避けられるかもしれない」
→「行政に相談するのは止めておこう」

といったセルフスティグマが形成される。
 このような状況では、本当に行政サービスを必要としている人にサービスが行き渡らず、社会の幸福度は低下する。憲法に定めのある基本的人権も保障されず、立憲趣旨にも反する。スティグマへの恐れから自殺や引きこもりに繋がるケースも存在する。これらは当然に解決すべき問題ではあるのだが、具体的な方法論は確立されていない。

スティグマとは何か。心理や福祉にも繋がる重要概念ですnote なおき@学びなおし~

さらに

スティグマというのは、山田さんとか熊谷さんとか特定の個人に貼られるレッテルではありません。ある属性に貼り付けられるレッテルです。つまり個人名ではなく、集団のカテゴリーに貼られるわけです。

障害者であるとか、依存症者であるとか、女性であるとか、民族的少数派であるとか、LGBTであるとか、カテゴリー化された属性に貼り付けられたもの。これがスティグマなんです。

スティグマとは何か?  健康さえ脅かすネガティブなレッテル BuzzFeed News より~

なるほど、とすれば スティグマ とは 「負のレッテル貼り」であり、「個人名ではなく、集団のカテゴリーに貼られる」とのことですな。

もっとわかりやすくできないかなあ

「誰かが、社会が「ギャンブル依存症は~~~だよね」という負のレッテル貼りをすることによって、当事者の回復を妨げたり、相談の敷居を高めてしまったり、はたまた、当事者自身が自分に負のレッテルを貼ることによって、自信の回復を妨げている。例えば「ギャンブル依存症だから、どうせやめられないんだよ」とか「ギャンブルをやめられないのはダメ人間だからだ」とラベル貼りされることや自らラベル貼りをすることによって、当事者の自尊心を低くしているし、当事者も自分自身にもレッテルを貼ることにより、自らの自尊心を低くくし、より回復しにくくなること。」

で、いいかしら?

もう「負のレッテル貼り」でよくね??

ふ~~疲れた。

もう簡単に「スティグマ、スティグマ」って言わないでほしいよなあ「コロナ禍」みたいにわかりづらい。

専門家の方へ、できれば「サルでもわかるように」説明していただければありがたいです

言われた方も「いやあ やっぱスティグマだよねえ」じゃなくて、ちゃんと自分で納得するまで調べた方がいいし、「それくらい知らないの?」と言われてもはっきりと「知りません!!」と言いましょう!

今日も賭けない一日をよろしくお願いいたします(笑)。

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