残念なお知らせがあります。

あ このタイトルは1回しか使えないなあ(笑)。まあ いいんだけど。んで、非常に大事なことを言いますね。

残念なお知らせがあります。

「世界の果てまで行っても、自分からは逃れられない」という事実です。

誰しも、「あの人のようになりたい」とか、「ああなりたい」とかあるでしょう。また「依存症じゃなかったらなあ」とか「自分を嫌いな自分じゃなかったらなあ」とか思ったことがあるでしょう。僕もそうでした。自分が嫌いでしたから。

そして、よく「自分を好きになる方法」とか「毎朝、鏡で大好き!と言ってみる」とかやってみてはちっとも好きになりませんでしたね(笑)。まあ 論点はそこではなく、「自分以外の誰かになろうとするのは不可能」だということです。

「あの人のようになりたい」とか「ああなりたい」とかはまだ自分を変えることなので、可能かもしれません。だけど「あの人になりたい」とか「人を恐れない自分じゃない人になりたい」というのは無理なんです。

僕も散々、心理学、内観、森田療法、箱庭療法、認知行動療法、渡り歩いてきましたが、ついに真理にたどり着きました!!

「世界の果てまで行っても、自分からは逃れられない」これが真理ですね。

なので、自分を少しずつ変えていくしかありません。「自分を嫌いな自分」を少しずつ少しずつ変えていって、好きまでいかなくても、まあ嫌いではないかくらいにもっていくのです。

僕は自分が嫌いで、他の人になろうとしていました。でもそれは無理なんですね。不安障害を持って、抑うつを抱えて、人が怖くて、そんな自分が嫌で他の人になろうとしていました。でも、それは無理でした。「自分じゃない自分になろう」そう思えば思うほど「自分が嫌い」になっていくのでした。

「世界の果てまで行っても、自分からは逃れられない」 この真理を理解するまでは。

やはり、「ダメな自分」と仲良くしていくしかないのです。少しずつ自信を持って「まあいいか」くらいに思えることが大事です。

特にギャンブル依存症の人はスリップするたびに自分を傷つけていきます。

「どうして約束を守れないんだ」

「どうしてまたやってしまうんだ」

「そんなに嘘をついて、人に迷惑をかけるなら死んでしまった方がいい」

そうやって、自分をズタズタにしなければ気が済まないのです。

もう そういうのはやめにしませんか?

大丈夫です!

「ギャンブル依存症は病気」ですから。

必ず、回復の道はあります。

もう自分を傷つける必要はありません。

今日も賭けない一日をありがとうございました!