ギャンブルをやめるシンプルな方法

たまには真面目なことを書いてみたいと思う。(いつも真面目なのだが。。)ギャンブルをやめるシンプルな方法とは?考えてみたら2つあったので紹介しよう。2つは似たようなことなんだけど。

1 他人を思いやること

2 他人と繋がること

この2つかなあ。最初、1だけかなあと思っていたんだけど、2も付け加えた。まず、1の方から、本当に依存症からの回復だけでなく、幸福の指標としても「他人を思いやること」は大事なことである。

どういうことをすればいいのか?「他人を思いやればいい」。気を付けたいのは依存症の人は勝手に共依存にはまっていくので、あくまで境界線を忘れずに、「思いやる」のがポイントです。「あの人はどうしてるかな?」「スリップして平気かなあ」この程度で十分です。

他人の対象は様々です。仲間の場合もあるだろうし、家族の場合もある、ネットだけの付き合いの場合もあると思います。注意したいのは「アドバイスやコントロールしよう」としてはだめということですね。

「私がこれだけ心配しているのに!!」とか思い始めたら注意ですね。自己犠牲が伴う行為は自己満足に過ぎませんので。あくまでもタフラブで。だから「他人を思いやる」なんですね。

次に2、「他人と繋がること」。依存症は人との関係の中でしか回復しません。なぜなら、人と出会うことでしか自分は変われないからです。でも、今まで他人と交流して来なかった人には難しいかもしれません。でも、変わるためには勇気も必要です。

自助グループに行ってみる、ネットで交流する、コメントしてみる、とかとか。大事なのはすぐにあきらめないことです。自助グループに繋がっても1回来て終わりの人がほとんどですが、半年、1年続けてこそ、関係性もできるのではないでしょうか?

そして、いろんな依存先を増やすことです。1つのコミュニティだけではそこでの関係性が壊れてしまうと立ち直れなくなる可能性があります。3つくらいのコミュニティで広く、浅く依存するのがいいですね。

あと趣味や好きな場所とかの依存先も見つけておくといいですね。他人のことを考えると言っても自分の軸がなければのみこまれていきます。まずは自分の生活を大事にしましょう。

自分の依存先について少し考えてみましょう。自分で挙げてみてください。

僕は会社、地元自助グループ、オンラインミーテング、スポンサーシップ、恋人、映画、将棋、音楽、ブログ、Twitter、サイト作成、読書、温泉、自炊、etc。まあいろいろありますね。これが昔は90%はギャンブルでしたので、「自分には何もない」と思うのも当然だったのではないでしょうか。

いろいろと書いてきましたが、「無理せずに作り上げること」が大事です。背伸びしてやってしまうと「あれがないから、これがないから自分はダメ」になりがちです。大事なのは「いかに自分を心地よい状態」に保つか、です。

よい週末を。