365歩のマーチ。

図書館でヘッドホンでストレイテナーをガンガンに聞きながら書いている。失礼。というわけで、今日で365日である。「へえ」みたいな感じだろうな。と僕自身思っていたが、思ったより朝からエモいことを思ってたりしたので、書いておこうと思う。

簡単に1年というが、もちろん簡単ではない。「奇跡」だと思うし、僕は「ラッキー」だったと思う。本当に。タイミングが良かった。いろんな意味で。

いつの時も「感謝の意」を忘れてはならないと思う。「感謝」を忘れてしまったら、僕らはスリップする。そういう生き物なのだ。

事実を確認しようと思い、ツイログを遡ってみたが、あまりにも膨大であきらめたので、記憶を辿って書いてみたい。

今回の1年はTwitterから始まった。たぶんだが、5月頃だったとい思うが、僕のスポンサーさんにTwitterのDMで「ギャンブルがどうしてもやめられないのです。助けてください」と送ったのが始まりだった。

それから、スカイプミーティングに参加するようになり、地元のGAにも復帰するようになり、スポンサーシップも始め、順調かのように見えた100日くらいの時に8月24日のスリップが起きる。呆然とした記憶があるが、いろんな人に励まされ、ネットで繋がるようになり、可愛がってもらった。

それからも紆余曲折があり、去年の9月はもやし生活をしていて、その写真をTwitterにあげるとよく心配されたものだった。今では笑い話だが、本当に金がなかったなあ(笑)。まあ それが底つきだっただろうか。それから年末までは意地でやめてたなあ。

去年の12月には地元にスポンサーさんも来てくれたし、セミナーも開いてくれた。今年に入って地元のGAを少しずつ軌道にのせていくことにしたし、コロナの影響でZOOM上でのOSMというものも経験した。

本当に多くの人に支えられ、可愛がられてきたんだなあ と思う。そして、常日頃僕が言っていることだが、「ロールモデル」がいなければ、僕はここにいなかった。「ロールモデル」とはギャンブル依存症から回復し続けている人たちのことである。彼らがいなければ、僕はここにいないし、ましてや1年なんて無理だったし、もしかしたら生きていなかったと思う。

敬意を示して感謝したいと思う。

スポンサーさん Tさんへ

あれから1年経ちました。本当に導いてくださってありがとうございます。僕もTさんも不器用なところがあってお互い様ですが、これからもよろしくお願いします。僕もスポンシーを持つことができました。スリップした時に僕の手を離さずにいてくれたことを今でも感謝しています。

ツイキャスを始めてくれたBさんへ

ツイキャスやオンラインミーティングなどのネットの交流を先導してくれたのはBさんでしたね。いつも新しい試みを提案してくれてありがとうございます。いろんな人と繋がれたのもBさんのおかげだと思っています。人付き合いの苦手な僕をいろんな場面に引き上げてくれたことを感謝します。これからもよろしくお願いします。

家族の立場のSさんへ

僕がスリップした時に「ギャンブル依存症は病気なんだよ」と教えてくれたのはSさんでしたね。その言葉にどんなに救われたかわかりません。そして、今は僕が仲間に使わせていただいています。よく悩みを聞いてもらいましたね。「心の穴はどうしたら、埋められるのか」みたいな抽象的な話も聞いてくれてありがとうございます。今はいつの間にか、穴は消えてますね。

もちろん、他の多くの人たちに支えられてきたし、今もTwitterで繋がっている人たちにも感謝しきれるものではないが、この場を借りてお礼を述べたい。

ただ、上記の3人は特別だった。僕の先行く仲間だったし、「依存症」という病気からどうやって回復していけばいいのか、道を示してくれた。だから、僕はここに立っているし、「意志を継ぐ者」としてここにいることを光栄に思う。

僕等が引き継ぐ、考えや生き方は僕の仲間に受け継がれるし、僕のスポンシーはそのまたスポンシーに引き継いでいくし、僕の仲間に引き継がれていく。

そうやって、一人でも多くの「ギャンブル依存症」に道が開かれますように。

僕等は不完全で不器用だから、時には傷つけあってしまうこともあるだろう。それでも自ら回復し続け、仲間にメッセージを伝えるという同じ使命の元に立っている。いつかまたゆっくりと。

追記

僕は文章でしかうまく気持ちを表現できないので、文章で失礼いたします。

1年に寄せて。R