前回の記事で「衝動」について書きましたが、それでもギャンブルをやめられない人もたくさんいます。本当にたくさんいます。
安心してください。穿いてますよ。じゃなかった(笑)。ともかく安心してください。
今はそのタイミングでなかったというだけです。
人にはタイミングというものがあります。それが30歳でくるのか40歳かはたまた70歳かもしれません。だけどギャンブルをしている限り、そのタイミングは必ず来ます。なぜなら底をつくから、そしてどうにもならなくなるから、です。
よく人は底をつかなければ変われないと言われるし、先人たちからも底をつくまでほっとけばいいよ。とアドバイスをもらったりします。
確かにその通りなのですが、それは本当にギリギリの線なので、僕としてはあまり辿りついてほしくはありません。なぜなら、死と隣り合わせだから。
そう自死と隣り合わせだからです。僕も何度自殺企図したかわかりません。できるならそういう状況には陥ってほしくないのです。たしかに底つきでしか変われないかもしれません。ただ、底つきから向こう側に行ってしまう人もいるからです。
だから僕はできることなら、底に行くまでに気づいてほしいし、タイミングがあるのも理解してほしいです。
本当に、底は真っ暗で、絶望しかなくて、一人で、孤独で、信じるものがなくて、誰も信じられなくて、自分を責めるしかない世界です。
僕はたぶん、本当の底は見ていません。その手前で踏みまりました。もうこれ以上は無理だと心が叫んでいたので。それでも変われたので、大丈夫です。
底の手前と本当の底はどういう違いがあるかというと、「明日はもやしで生き延びられるな」というのが底の手前で「あいつ殺して金奪わないと明日の借金返せないな」と包丁を手にするのが本当の底です。
まあ あまりいい例えではありませんが、できるなら見たくないものですね。今日はタイミングと底つきの話でした。よい週末を。