世界の理。

「世界はままならないものである。」とは世界の理である。もっとわかりやすく言えば「世界は自分の思い通りにはならない。」ということである。これは何もだから諦めろというわけではなく。白を黒にしようとするのは意味がないということである。

例えば、会社の人事、いや恋愛においても、家族でも、自分がこうしてもらいたいなあと思っていてもそうならないことは多いだろう。当たり前である。何せ、世界は自分の思い通りには行かないのだから。

変えられるのは自分だけである。

世界が変えられないのであればどうすればいいのだろうか?

変えようとしないことだ。変えられるのは自分だけである。自分の世界に対する態度だけである。「世界は自分の思い通りにはならない」と意識して生きることだ。他人には他人の意思がある。それは自分にはどうしうようもならない。

「世界を自分の思い通りにしよう」としている人は「夏を冬にしてください」と願っているようなものだ。夏であることは変えられないのに。

「世界を思い取りにしようとしている人」という定義に、「そんな人いるのだろうか?」と思っている人は自分がそう思っていないか、気を付けてみてほしい「そんなバカな」と思うだろうか。

どうしてあの人からLINEが来ないのだろうか?どうして旦那は家事を家事をしてくれないのだろうか?どうして子供は静かにしてくれないのだろうか?どうして誰もコメントをくれないのだろうか?どうしてチャンネル登録数が伸びないのだろうか?

そんなことを理不尽だと感じていないだろうか?

そんな時は思い出してほしい

「世界はままならないのだ」ということを。

それは「ままならない」から諦めるということではなく、流れにお任せしてみてはどうだろうか?そして自分ができることをしてみてはどうだろう?

世界は変えられないけど、自分なら変えられるのだから。