Red  島本 理生  

小説に☆を付けるのはやめにしようと思った。島本さんの小説は初めて読んだ。中盤までは単純な女性目線の不倫の話かなあ、と思っていたけど。後半の展開は良かったなあ。うん、よかった。キレイに終わらなくてよかった。というかすごい終わり方だった。

久しく、恋愛小説というものを読んでいなかったので、甘酸っぱいような、せつない感情を思い起した。人と生活するというのは修行のようなものである。女性は、母親、女性、働く人、いろんな役割をこなさなければいけない。その中で揺れるのも大変なことだなあと思った。

そういう世間で、「好き」という感情にきっと僕らは突き動かされていくのだろう。僕もそういう感覚を大事にしたいと思った。素敵な小説でした。ありがとう。この作家さん好きかもしれないなあ。

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