父の日。

父の日にいい思い出はないが、最近の父の日は子供が何かもってきてくれるので本当うれしい。こんなにうれしいのなら、自分の父にも何かすればよかったと思っても今はいない。

 

僕の本当の父は僕が生まれて半年で母が死んで、その後行方がわからなくなった。40年後に再会したが、もう死んでいた。だから父が生きているうちに話すことはなかった。だから僕は父を知らない。

 

養祖父はいたが、あまり僕は馴染めなかった。大正生まれの軍隊帰りの厳しい人だった。自我に目覚めた僕は徹底的に反抗した。親に、社会に、自分に。

 

そういうわけだから、僕には父親のロールモデルがない。自分が父親になって、どういう父親になればいいか戸惑ったが、簡単だった。僕が子供の頃、してほしかったことをすればいい。

 

キャッチボールをしたり、砂遊びをしたり、釣りをしたり、サッカーしたり。なんでもないそういうことだ。そういうことがしたかった。僕はいつも一人で遊んでいたから。

 

今は離れて暮らしているが、できるだけのことはしてあげたいと思っている。来週は小旅行に行く。彼の思い出になってくれたら、うれしい。 R