穴の話。

みなさんはギャンブル依存症についてどのようなイメージを持っているのでしょうか?きっと人それぞれなんだと思いますが、今回は僕の話をしたいと思います。

 

僕にとってギャンブルとは心の穴を埋める行為でした。心の穴とは空虚感と言いますか、満たされない思いでしょうか、寂しさでもあります。ともかくその穴を埋めるためにどんどん快楽を与えます。でも満たされることはありません。

 

刺激はもっと強い刺激を求めます。もっともっともっと強い刺激を。これが僕にとってのギャンブル依存症の正体です。もっと言うならば、この寂しさをどうにかしてくれとでもいいましょうか。

 

では、その満たされない穴、空虚感の正体とはなんなんでしょうか?もちろん人によって違いますが僕の場合は育った環境だったり、社会にうまくとけこめないジレンマだったりします。

 

ギャンブルをしている間、それが満たされることはありませんでした。しかし、リアルの世界でも誰かを愛しても、その穴は空いたままでした。決して満たされることはありませんでしたし、僕はいつも世界から5ミリ浮いた世界にいる感覚でした。

 

話すよりも書く方が自分を表現できます。逆に説明が難しいのです。自分ですら説明が難しいのに他人に理解できるわけがありません。こうして世界との溝は縮まることはありませんでした。

 

ただ、最近は少しずつ世界と繋がる方法を覚えてきました。それは同じ依存症の仲間がくれたものでした。同じ依存症の仲間と繋がっていくうちに、自分だけではないのだという感じが何となくわかってきました。

 

そうしているうちに僕らはマイノリティーなのだと思うようになりました。そうであるならばマイノリティーとして緩く繋がっていければいいと思うようになりました。

 

そう思うことで、少しだけ楽になりました。あなたの穴も今度僕に見せてくださいね。

R。